手根管症候群の症状のある患者様に鍼治療を行い、改善した際の様子を動画に撮影させていただきました。現場の、生の声をお届けします。
手根管症候群と腱鞘炎はどう違うの?【原因と症状を解説】
こんにちは。今回は、手に関する2つの病気、手根管症候群と腱鞘炎についてお話しします。これらの病気は、どちらも手に痛みやしびれを引き起こすことがありますが、その原因や症状は異なります。では、それぞれの病気の特徴を見ていきましょう。
手根管症候群とは
手根管症候群とは、手のひらの付け根にあるトンネル状の部分(手根管)の中を通る神経(正中神経)が圧迫されて、手や指にしびれや痛みが生じる病気です。正中神経は、親指から薬指までの3本半の指を動かしたり感覚を伝えたりする役割を担っています。そのため、正中神経が圧迫されると、以下のような症状が現れます。
- 人差し指や中指にしびれやチクチク感が出る
- しびれや痛みが夜間や明け方に強くなる
- 手を振ったり指を動かしたりするとしびれや痛みが和らぐ
- 細かい作業ができなくなる
- 親指の付け根(母指球)がやせてきて、OKサインができなくなる
手根管症候群の原因は、さまざまな要因が考えられますが、特に多いのは以下のようなものです。
- 妊娠や更年期など女性ホルモンの変化によって手根管内の組織がむくんで圧迫される
- 骨折や脱臼などの外傷によって手根管内の構造が変わって圧迫される
- パソコンやスマホなどで手首を使いすぎて腱鞘炎を起こして圧迫される
- 透析を受けている人で体内に水分が溜まって圧迫される
- 腫瘍や腫物などで手根管内に異物ができて圧迫される
腱鞘炎とは
腱鞘炎とは、筋肉と骨をつなぐ部分(腱)を包む袋(腱鞘)に炎症が起こって、手首や指に痛みや腫れが生じる病気です。腱鞘は、腱が滑らかに動くために必要な部分です。そのため、腱鞘に炎症が起こると、以下のような症状が現れます。
- 手首や指を動かすと激しい痛みが走る
- 手首や指が赤く腫れて温かくなる
- 手首や指に水ぶくれやしこりができる
- 手首や指がこわばって動かしにくくなる
腱鞘炎の原因は、主に以下のようなものです。
- 手首や指を繰り返し使って摩擦やストレスがかかる
- 手首や指に急な負荷や衝撃が加わる
- 手首や指に感染やアレルギーなどが起こる
- 糖尿病やリウマチなどの全身性の病気がある
手根管症候群と腱鞘炎の違い
手根管症候群と腱鞘炎は、どちらも手に関する病気ですが、その発生部位や原因、症状は異なります。そのため、以下のような点で見分けることができます。
- 手根管症候群は神経が圧迫されることでしびれや痛みが出るのに対し、腱鞘炎は腱鞘が炎症を起こすことで痛みや腫れが出る
- 手根管症候群は手を振ったり指を動かしたりするとしびれや痛みが和らぐのに対し、腱鞘炎は手首や指を動かすと痛みが強くなる
- 手根管症候群は親指から薬指までの3本半の指にしびれや痛みが出るのに対し、腱鞘炎は手首や指全体に痛みや腫れが出る
- 手根管症候群は細かい作業ができなくなったり母指球がやせたりするのに対し、腱鞘炎は水ぶくれやしこりができたりする
まとめ
今回は、手根管症候群と腱鞘炎について、それぞれの原因と症状、そして違いを解説しました。
1976年創業。初代院長、吉川正子が開発した「陰陽太極鍼」の施術を行っています。鍼を刺さない、皮膚にやさしい施術です。肩こり、腰痛だけでなく、眼科疾患や様々な症状に対応しています。
帯広市東方鍼灸院
住所:帯広市大通南21丁目14番地2
電話番号:0155−24−8111
営業時間 月~金 9:30~12:00 14:00~20:00 土 9:30~12:00 14:00~18:00
東方鍼灸院のホームページ | 帯広市東方鍼灸院 夜8時まで営業 (toho-acu.com)
適応疾患 | 東方鍼灸院のホームページ (toho-acu.com)
陰陽太極鍼テキスト―刺さない鍼で効果を出す配穴と施術法 | 吉川正子 |本 | 通販 | Amazon
帯広市総合トップページ| 帯広市ホームページ 十勝 (city.obihiro.hokkaido.jp)
膝関節痛 変形性膝関節症 股関節痛 腰痛 ぎっくり腰 うつ病 パニック障害 帯広 音更 芽室 札幌 整体 マッサージ 按摩 カイロ 整骨院 整形外科 リハビリ 東洋医学 自然治療 ヨガ アトピー 不眠 コロナ後遺症 むち打ち ヒアルロン酸注射 五十肩 四十肩 石灰沈着 喘息 アレルギー 皮膚科 眼科 リウマチ 脊柱管狭窄症 坐骨神経痛 手術 漢方薬 レビュー 評判