2回目の研修
おかげさまで目標に向かって再び、エネルギーをいただくことができました。
①患者さんの「感覚を」大事にして
「どこが一番感じましたか?」、上肢、下肢の皮膚感覚を調べ終わると、そう尋ねて、まずそのツボに鍼を貼ります。この最初の鍼で、身体が大きく変化し、その後の治療がスムーズに流れていくように私には、見えました。
また、鍼を貼る方向も、患者さんに皮膚感覚を良く尋ねながら決めていきます。鍼を貼っておく時間も皮膚感覚の変化を患者さんに尋ねて、鍼を取ります。実際に治療する上で、これらのことが、ものすごく役に立ちました。「百聞は一見に如かず」です。
②患者さんが納得するまで
患者さんの中には、なかなか症状が取れないと訴える方がいました。先生は、その訴える症状がなくなるまで、患者さんが納得するまで、どんなに時間がかかっても、患者さんと格闘して治療していました。このことが患者さんに信頼されていることなんだと実感しました。
③勉強と工夫
昨年と比べて、治療法は複雑になったように思いました。一つのツボで効果の範囲を広げたり、ツボの選択や鍼の方向も自在に変えていました。私には十分に は理解できませんでしたが、先生の言葉の端々に出てくる『素問』や『霊枢』をはじめ、様々な勉強を積んでいくことが大事だと実感しました。また今回は、耳 穴治療や刺絡をよく見せていただきました。大きな成果となりました。階段を一歩一歩昇りながら、目標を積み重ねてゆこうと思っています。(2009年)
陰陽太極鍼研修について | 東方鍼灸院のホームページ
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